2月15日(金)と16日(土)の2日間、平成30年度工学部生命環境化学科の卒業研究発表会が開催されました。1年間の卒業研究の成果について、10名の松浦研所属の学生が発表し、卒業認定の審査を受けました。松浦研究室では今年度、P2G(Power to Gas)に寄与する水電解用電極材料の研究開発(1名)、電解法により作製した異種元素導入炭素電極を検知部とする電気化学センサ(5名)や電力貯蔵用のバナジウム系レドックスフロー電池に関する研究開発(3名)、燃料電池用炭素担体の腐食抑制法の開発(1名)に関する卒業研究テーマを掲げて、就職活動や教員採用試験と並行しながら学生たちは懸命に頑張ってきました。たった1年間であっても、学生たちの成長を十分に感じることができました。また今年度の研究成果の一部については、特許出願を行うことができましたので、今後の研究展開が期待できると、指導教員として感じています。
4年生の皆さん、1ヶ月程の残りの学生生活を充分に楽しんで、4月から新たな環境の下で活躍してくれることを期待しています。大変お疲れ様でした。
The Best Innovations of Matsuura Laboratory !