松浦研単独で行った研究の成果について、特許を出願しました

平成30年度松浦研究室で行われた卒業研究の成果の一部(以下、本発明という)については、知的財産権制度に基づく知的財産の保護の観点(知的財産基本法 条文による)から、日本国特許庁に本発明に関する特許を出願しました。
本発明に関する出願特許は、松浦准教授と松浦研究室に所属する2名の学生との知的創造活動により得られた研究成果であり、埼玉工業大学工学部生命環境化学科の松浦研究室の力だけで成し遂げられた研究成果です。

出願特許について

・出願番号:特願2019-020995
・発明者:松浦 宏昭、内田 幸太、菊池 恭平
・出願人:学校法人智香寺学園

発明者のコメント

内田君>
この1年間、卒業研究ではとても苦労しましたが、自分の研究成果が特許出願にまで至ったことは、驚きもありますが素直に嬉しいです。自分のやってきたことが社会で役に立つのであれば、この1年間は無駄ではなかったと感じています。

菊池君>
見えないゴールを探す卒業研究は、好きであると同時に不安なことも多かったです。でも、先生が自由に研究を進めることができる環境を整えてくれて、「この研究は難しい」と言っていても、最後は必ず結果を導けるアドバイスをくれたので、卒業研究はとても楽しかったです。

松浦准教授>
1年間の卒業研究において特許出願が可能な発明が成されたことは、指導教員としても大変嬉しく思います。またその発明が、研究室に所属する学生との創作により生まれ、本学松浦研究室の単独の研究活動により達成できたことは、研究室メンバーの励みにもなりました。大学では、発見や発明が具現化できる、とても素晴らしい場所であることを証明することもできました。
最後になりますが、各研究室に毎年教育研究経費を拠出してくれて、財政が苦しい状況の時も常に教育研究経費を手当てしてくれる大学および学園法人本部に、心から感謝申し上げます。