埼玉県の緊急事態宣言が解除され、大学院生については指導教員の許可と大学の承認により、登校が認められるようになりました。しかし松浦研では、感染予防対策を講じた上で、安心して研究や教育に取り組むことを第一に考えた結果、苦渋の決断ではありましたが、研究室の受け入れ体制が整うまで、大学院生の入構許可を保留してきました。
その後、研究室での感染予防対策や必要な物資の確保状況が目標値に到達しましたので、6月22日から研究室の大学院生の登校を許可し、この日から研究活動を段階的に再開しました。
<登校再開の方針>
安心して研究に取組むための研究教育環境の整備と必要な支援
ウイルス・菌への感染対策の三原則(※)「取り込まない」、「持ち込まない」、「拡げない」を徹底し、必要な対策を講じながら研究室メンバーの安全と安心を確保していきたいと思います。
一定の研究教育活動を再開・継続するためには、「新しい研究教育活動の様式」の確立が必要です。今回の新型コロナウイルス感染症拡大の経験を通して、研究教育活動の様式や行動変容は、新たな研究の進展と高い価値の創造につながると信じています。
そこで、新たなスタンダードを目指して、松浦研究室では、
「Matsuura Lab’s Supporting Promise」という、新しい生活様式を踏まえた研究室の取組みを始めます。
研究室に所属する学生や在学生、その保護者様、地域の皆様、大学に関係する多くのステークホルダー、さらに埼玉工業大学で働くスタッフのために。
研究教育活動の新しいスタンダードが、ここから始まります。
今後は、卒研生の登校を見据えた対策も順次実施して参ります。
※:大幸薬品株式会社HPより:https://www.seirogan.co.jp/cleverin/
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