新たなめっき技術に関する研究のインタビュー記事が、「鍍金の世界6月号」の第86回アカデミアシリーズとして掲載されました。
「鍍金の世界」は、日本鍍金材料共同組合(鍍材協)が発行する鍍金専門の月刊誌で、めっき業界の情報伝達の一環として昭和43年2月創刊以来、「経営資料の提供」、「新技術の紹介」、「新しいめっき材料の紹介」を柱に歩んできた、めっきの総合情報誌です。
2020年12月に発表した、当時の松浦研の大学院生が筆頭著者である学術論文の研究成果(※)について、先日インタビュー取材を受け、その内容が掲載されました。
松浦研究室の学生のふとした発見から始まったこの研究が、新たなめっき技術の考案や新材料の創製、そしてこれら研究成果をどのように社会に還元し、役立てて行くのかといった開発研究に至るまで詳しく掲載されています。
これから大学への進学を目指そうと考えている高校生の皆さんや本学の在学生に、工学部の研究開発の楽しさや面白さ、そして学生たちの知的好奇心をかき立てる研究教育を行う環境が整っていることが伝わるのではと思います。
記事の閲覧が可能です。
詳しくはこちら(日本鍍金材料協同組合発行・鍍金の世界より転載)をご覧下さい。
※:学術論文に関する情報
・論文タイトル:白金対極の電解溶出を利用したアミノ化カーボン電極上への白金ナノ粒子の電析とその表面特性解析
・著者:島村千尋、 陣内意康、Satrio KUNTOLAKSONO、佐藤進、松浦宏昭*
・掲載雑誌名と巻号ページ:表面技術, 71(12), pp 833-835.
・発行:一般社団法人 表面技術協会
・論文言語:日本語
・DOI:https://doi.org/10.4139/sfj.71.833