宮城県南三陸町「第6回復活潮騒祭り」に産業支援ボランティアとして出店しました

令和元年5月3日(金・祝)と4日(土・祝)の2日間、宮城県南三陸町の寺浜で開催された第6回復活潮騒祭りに、本学の「出会いのM3ゼミ」の学生8名と教員が産業支援ボランティアとして参加し、潮騒祭りの運営・支援活動で地元の方々と協働しました。
雲一つない美しい晴天の下、南三陸町や石巻市の有志が立ち上げた海の幸などの物産市に出会いのM3ゼミの学生たちも初めて参加させてもらいました。

復活潮騒祭りでは、学生たちがこれまで準備してきた様々なイベント企画を実践しました。本学キャンパスがある埼玉県深谷市の郷土料理として知られる「煮ぼうとう」の物販や入浴剤製作実験の各ブースを出店しました。支援活動に参加した学生達は、深谷市の偉人で新一万円札の肖像デザインに採用された渋沢栄一翁が好物であった煮ぼうとうの由来や作り方などを来場客に説明しながら、多くのコミュニケーションを取って地元の方々と交流していました。また、試食を振る舞いながら煮ぼうとうのパックを販売し、準備した100パック分を完売しました。

入浴剤(バスボム)の制作コーナーでは、アロマオイルなどを配合して作るバスボムの制作体験を開催し、ブースには多くの子供たちも来てくれました。特に、地元の小学生が数多く訪れて、実験を通じて参加学生と友達のように仲良くなっていました。

「出会いのM3ゼミ」は、宮城県南三陸町にある宿泊研修施設「南三陸まなびの里いりやど」を活動拠点に、引き続き南三陸フィールドワークを実施して参ります。南三陸を拠点に学生が主体となって、地元の人々と共に活動することを通して、学業以外の様々なことを経験しながら学ぶことに大きな意義があります。学生が能動的に東日本大震災で起こったことを現地に出向いて、見て、聴いて、感じて、その結果として現実を認識し、そして現地の人々からの教訓や生き方、自分たちが行う活動の意義を明確に理解しながら活動することです。埼工大の学生達が自立・自活の人生を送ることができる能力を身に付けていくことも本ゼミの活動の一つの目的になります。

(参考情報)
1)出会いのM3ゼミが行った「南三陸町 第6回復活潮騒祭り」での活動に関するPRESS RELEASE記事

2)今回のボランティア活動の様子が毎日新聞宮城県版に掲載されました。