
埼玉工業大学と同一学校法人に属する私立・正智深谷高等学校の2年5組の仲間たちと一緒に、遊園地でおなじみの遊具「コーヒーカップ」の製作に挑戦しました。


このプロジェクトは、今年7月に高校のクラス担任の先生から寄せられた要望に、埼玉工業大学工学部が応える形で始動しました。
その名も「正智深谷高2年5組×埼工大工学部が挑んだ手作り遊具の製作~文化祭(第68回葵祭)オリジナル遊具『コーヒーカップ』プロジェクト~」です。
設計、木材加工、組立といった一連の工程では、工学部機械工学科のものづくりを専門とする教職員が指導・サポートを行いました。
手作りのコーヒーカップは、二人乗りの木製の四角い箱を人力で約1分間回転させる構造で、高校生たちの創意工夫が光る作品に仕上がりました。

また、コーヒーカップの木箱へのペインティングや、文化祭での展示・運営会場のデザインについても、工学部が手助けしました。
外装が紺色にペイントされた箱は、高校生のアイデアで宇宙空間をイメージし、星空なども描かれた、とても素敵なデザインでした。
9月14日の文化祭当日には、多くの一般来場者が2年5組の高校生が製作したコーヒーカップに乗車し、会場は笑顔と歓声に包まれました。
その大好評を受けて、10月12日の埼玉工業大学の学園祭(秋桜祭)でも再び出展。300名を超える来場者にご乗車いただき、再び大盛況となりました。
今回の取り組みは、高大連携の一環であると同時に、同じ学校法人に属する高校と大学が力を合わせ、高校生が自らの手で一つの目標を形にしたという点で大きな成果がありました。
今後も、埼玉工業大学工学部として、そして高校生の将来のために、高校との連携をさらにアシストしながら、ものづくりを通じた学びと成長を後押ししていきたいと考えています。

【正智深谷高等学校の手作り遊具「コーヒーカップ」が埼玉新聞で紹介されました】
https://www.saitama-np.co.jp/articles/158356/postDetail






