「道の駅やんばるパイナップルの丘安波」に、レドックスフロー電池が導入されました。

脱炭素化と地域の防災機能の強化を目指して、太陽光発電とレドックスフロー電池を連動させた電力需給システムが、沖縄県国頭村の「道の駅やんばるパイナップルの丘安波」に導入されました。

今回、導入された実証機の視察と現地の地域創生に携わっている慶應義塾大学の研究グループと調査研究を行いました。

松浦研では、10年ほど前からレドックスフロー電池の研究開発を進めています。
そして2020年3月からは、太陽光発電とレドックスフロー電池を連動させた電力需給システムを構築し、非常災害時などにおける有効性を確かめる実証実験を行っています。

今回の研究活動では、プライム・スター社や地元国頭村の協議会、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の研究グループと連携し、「地域の脱炭素化と災害時における柔軟な回復力確保のための最先端レジリエンス実証」というミッションの下、災害発生時に地域の人たちが避難してきた際、どのように過ごせるかを検証していく予定です。

この実証機が地域創生の成功事例となるように、異分野融合も促進しながら、私としても発展させたいと考えております。

【NHK沖縄のニュース動画:期間限定】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20250527/5090031639.html