10月20日(土)、本学ものづくり研究センターにて、子ども大学ふかや「科学と遊ぶ、子ども大学ふかや!」の講義を行いました。当日は、本学工学部生命環境化学科の4年生5名と松浦が先生役として登場。深谷市の小学生約50名が参加して、科学実験から様々な“ふしぎな現象”を体験してもらいました。
「静電気のふしぎ発見!」では、静電気が2種類の電荷が正体であることを理解してもらい、静電気の力を利用して、空飛ぶ電気くらげの実験を行いました。
「ペーパークロマトのふしぎ体験!」では、紙の上で物質を分ける方法として利用される、ペーパークロマトグラフィーの技術を応用して、様々なインクをろ紙の上で展開させることで得られる、色彩豊かなお花を咲かせる実験を行いました。
実験が成功したり失敗したり、参加した小学生は、試行錯誤しながら色々なことを試して実験に取り組んでいました。
また11月3日(土)には、第9期子ども大学ふかやの成果発表会と修了式が行われました。参加した小学生達が、模造紙に今回の経験で得られた成果をまとめ、その内容を堂々と発表していたのがとても印象的でした。
子ども大学ふかやでは、「はてな学」、「生き方学」、「ふるさと学」の3分野について学びます。大学の先生やその道の専門家による講義や実際に身体を使うワークショップなどの体験活動を市内の大学などで行い、学びの成果を発表します。
子どもたちの好奇心を最大限引き出すとともに、華麗なる発想ができる人材に育って欲しいという思いを込めて、松浦研究室として今回の講義をお引き受けし、先生役の学生と共に準備を進めてきました。
今回参加された皆さんが、科学の楽しさに少しでも触れることができ、科学に興味を持ってくれたなら、講義を開催した甲斐があったと思います。
埼玉工大では、地域連携を強化し、毎年様々な催しを開催しています。
また是非、埼玉工大で来て、色々な経験をしてもらって、埼玉工大での思い出をたくさん作って下さいね!
大変お疲れ様でした。
今回の事業は、深谷市、埼玉工業大学、東都医療大学、深谷青年会議所が協働して、第9期の子ども大学ふかや(学長:内山 俊一〔埼玉工業大学 学長〕)として8月に開校され、延べ5日間の講義や見学会・体験会および成果発表会が実施されました。